モノを観る -デッサンに挑戦-
本日人生初のデッサンをしました。
アナログ視点の重要性を理解し、経験しようという講座です。
正直、絵を描くことは超苦手です。教科書とかに落書きでさえもしないくらい、描くということに対してコンプレックスがありました。しかし、今日は描くことに対する概念、モノに対する概念、全てを取っ払って描いてみようという内容でした。
まずはモノを観察。本日のお題はハイネケンのビール缶。
ビール缶てもちろん知ってるんですけど、やはり頭にある情報は本当に曖昧。
知ってるけど、描けと言われれば、意外と描けない。
先生は7割観て、手を動かすのは3割とおっしゃっていました。
観て、分析して、描く、観て、分析して、描く。それの繰り返しです。
本当にその割合で描くことを進めていかないと、描けませんでした、本当に。
こんなにもビール缶を眺めたのは初めてだったし、ビール缶のことを全然知らなかったんだと思い、ある意味ショッキングな体験でした。
しかし描いているうちになんとなくですが、形を捉えられ、影とかも意識したり。
最終的にはなんとなく形になっていました。
描いてみて、、、
普段から目に入ってくるモノ、見ているモノ、見ているんだけど、観てはいなかったんだと思いました。そして、モノを観て分析することが楽しかったです。今回のデッサンは完成はしていなかったので、もっとビール缶を観ていたいとさえ思いました。(分析は好きなんです。)描くことに対するコンプレックスがありましたが、ただ観ていないだけだったということがわかりました。
今までモノを観るということを意識することはありませんでした。今後デジタルの世界で生きていくにあたっても、モノを観ることは非常に重要な力になってくると思います。今回の講座を機に意識する視点、意識したい幅を広げられた気がします。
今回私が描いたビール缶を公開したかったのですが、先生に回収されてしまったので、また機会がありましたら、公開したいと思います。